『デビルサバイバー2』

タイトル通り悪魔が重要な要素になってきているのですが、この作品では未曾有の災害に見舞われた世界と、そこに構築されようとしている秩序との間で繰り広げられる群像劇が重要になってきており、覇道の下世界に新しい秩序を構築しようとする暴君や、民衆のための世界を実現しようとする高潔な人物(警官)など、様々な人々が織りなすシナリオが魅力的です。

世界を壊滅に追いやったセプテントリオンなる謎の存在よりも、こちらの方が主役で本命の印象。シナリオ自体は若干強引ではありましたが、よくできていました。

戦闘に関しては、前作と同じようなシステムを使っています。全体的に難易度は高めですが、フリーファイトで経験値稼ぎと戦略の調整ができるので、時間さえかければクリアできる作りがとても親切です。戦闘では強力な悪魔で無双、というのはやりづらく、それぞれに一長一短がある悪魔を使って進めていくことになります。ボスはどいつも強めで、油断すると一瞬で死ねるので緊張感がなかなかです。

キャラクターに関しては、今回は前作よりむしろ魅力的な印象。一般人そのものである主人公の相棒ダイチくんという存在のおかげで、異常な状況であるということが認識しやすいほか、ヒロイン(かと思われる)新田イオさんをはじめとして、基本的に好感度が高い人物がそろっています。(シナリオ次第で容赦なく死ぬのは相変わらずか)。

また、展開される作戦は使用される悪魔にとって非人道的(笑)で、いやがるスケベイケメンを打ち上げ花火にしたり必死に抵抗する敵の手足をちょん切ってドラゴンのえさにしたり。そのひどい作戦を立てているやつは本当にひどいやつなので(笑)、終盤決着をつけるのはむしろ楽しかったかも。(ちなみに、作中最強といえるほどに強いですが)