『リーナのアトリエ~シュトラールの錬金術士~』

アトリエシリーズの基本は、錬金術師を志す女の子のサクセスストーリーですが(一部例外アリ)この作品も、その例に漏れません。

シナリオ的には、通りすがりの主人公と貧弱幼なじみが、いきなり妖精の村で発生した大火事の全責任を押しつけられ、膨大な物資の調達、金品の調達、荒事、その全てをこなすことになる、というものになります。ちなみに途中で主人公は火事にはなんら関係がなかったことが判明しますが、しかし「責任」放棄は出来ません。

ホームページを見る限り「ほのぼのとした作品」「原点回帰」が歌われた作品なのですが、とにかく要求される物資や金銭の量が凄まじく膨大で、はっきりいってほのぼの感より先に、要求物資の内容を見て血の気が引くことの方が多いです。

・戦闘

バランスははっきりいって微妙ですが、これはガストさんのゲームでは伝統なので仕方がありません。運動音痴という設定でありながら、熊を本一冊で殴り倒す地獄の女戦士リーナ様が終始無双アクションを繰り広げます。降りそそげ隕石!吹き飛べ大地!

リーナ様の必殺奥義の前には、頑強なドラゴンさえひれ伏します。

・システム

安定しています。ノウハウの蓄積が尋常ではない分、この辺りは非常に手慣れていますね。

膨大すぎる要求物資も、システムを良く確認すると、どうにか返済できることが分かってきます。

出来は全体的になかなか。こつが分かりはじめる辺りからが、絶望感が楽しさに変わってくるかと思います。ただ、最初にプレイしたときは、あまりにも凄まじい量の要求物資や金銭に唖然としてしまう事でしょう。